ご紹介
痛みとは?
「痛み」の不思議
「痛み」は大変不快な感覚です。日常の活動が制限されたり、集中力が散漫になったり、また、恐怖感を覚えたりします。「痛み」は、嫌厭されがちですが、必ずしも悪いものではありません。人間の生命維持の「警告」として必要不可欠です。また、体内で起きている何らかの変化を表現している場合もあります。たとえば、運動後の筋肉痛は、筋肉を発達させる上で決して悪い痛みではないのです。
「痛み」は主観的なものであり、育った環境や経験、心理的・社会的要素、文化、性別、年齢、時間帯などによって「痛み」の度合いと感じ方には、個人差があります。必ずしも大きな「痛み」が重篤な疾患を示しているとは限らず、小さい「痛み」だからといって、あなどれないこともあります。たとえば、薄い紙で指先を切ってしまって、小さな傷なのにもかかわらず、ものすごく痛い思いをした経験を誰もがお持ちでしょう。また、死の危険のあるガンを患っていても、かなり末期にならないと「痛み」として現れないという皮肉な例もあります。何かに没頭しているときも、「痛み」を感じにくいことがあります。さらに、負傷しているにもかかわらず、平然と競技を続けているスポーツ選手の姿を見ることもよくあるでしょう。
このように、「痛み」は、人間の不思議な知覚なのです。痛み止めの薬などで隠してしまわず、落ち着いてその原因を探ってみることが大切です。
当院では、痛みや違和感のある部位を慎重に、見て、触って、動かし検査します。発症したきっかけ、痛みの程度・種類、関節可動域の制限、些細な日常の癖や動きなどを丁寧にカウンセリングし、それによって痛みの原因を探ります。
エジソンの言葉
『将来、医者は薬物治療を行わなくなるだろう。その代わりに、人間の骨格や食生活にアプローチし、病因を追及して、予防医療を施すことで、患者にとって魅力的なものになるに違いない。』
~トーマス・アルバ・エジソン
カイロプラクティックについて
カイロプラクティックとは
カイロプラクティックは、先進国では、主な医療として発達しており、学士課程修了後さらに4~5年の専門教育を医学部同様に行っています。米国では三大医師 (M.D. D.O. D.C.) のひとつとして、プライマリーケア医療チームの中で活躍しています。米国でのD.C. (ドクター・オブ・カイロプラクティック) とは、国際基準のカイロプラクティック大学教育を修了し、国家試験と州試験に合格した者だけに与えられる国家資格です。
カイロプラクティックは世界保健機関(WHO)が正規に代替医療として認めており、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、スイスなど、先進国44カ国以上において法律において認可されています。ここ日本では、カイロプラクティックには国家資格制度がなく、民間の団体が独自の基準で知識や技術を資格認定しています。
当クリニックでは、日本国内では人数が少ないアメリカ国家資格カイロプラクティック師 (Doctor of Chiropractic) 免許取得の女性ドクターが、海外の徒手療法とスポーツ医学を幅広く取り入れ、皆様の健康促進とパーフォーマンス向上をサポートしております。
カイロプラクティックが効果的な症例
カイロプラクティックでは、スポーツ障害をはじめ、肩こり、肩関節の障害、五十肩、腱髄炎、頭痛、頭部痛、頸部痛、背部痛、腰痛(急性、慢性)、坐骨神経痛、顎関節障害、脊柱側弯、手首・膝関節・足関節等の各関節障害、痺れ、捻挫・挫傷・脱臼・骨折後の慢性的違和感、出産後の骨盤の歪み、ストレスなど局所部の対応と共に、背骨や骨盤、下肢全体を評価し障害を起こす可能性のある根本的な問題にも注目します。
カイロプラクティックの歴史
カイロプラクティックは、アメリカで1世紀以上前にD.D.パーマーにより始められた医療です。"Chiropractic" の語源はギリシャ語で、"Chiro" は「手」、"practico" は「施術する」という意味があり、徒手によって矯正する施術法です。
当クリニックの特徴
私たちは、筋・骨・関節・神経系のプロフェッショナルです。当院では、薬や手術を使わない手技療法、安全で効果的な運動療法、理学療法を用いてアプローチします。きちんと学術的な学習と豊富な技術トレーニングを積み重ねた、アメリカ国家資格取得の女性カイロプラクティックドクターが、痛みを取り除くだけの施療ではなく、痛みの原因を追究し、再発を防ぎ、クライアント様ご自身で健康管理をする教育プログラムも行います。
このプログラムは、組織ダメージをこれ以上悪化させないことと、日常生活で行っている仕事やスポーツなどのアクティビティーに、いち早く復帰することを目的としています。